— 01 —ブランドのナレッジ
アーカーはブランドエクイティを、認知・ロイヤルティ・連想・知覚品質・その他の資産(商標等)の5カテゴリで整理した。ブランドに紐づくこれらの資産が、製品・サービスの価値を増減させるという考え方だ。
エクイティの実利は具体的だ。指名検索が広告費を下げ、信頼が営業の成約率を上げ、ロイヤルティが解約率を下げる。ブランド投資の回収は、これらの経営数値の変化として測定できる。
Sources · David A. Aaker (1991) Managing Brand Equity
— 02 —実務での使い方 — 課題解決方法例
◆ 実務の進め方
- 01.5本柱で現状を測る認知・ロイヤルティ・連想・知覚品質・資産の5軸で自社を採点する。Brandriのブランド診断はこの簡易版。
- 02.最も低い柱から立てる総合点ではなく、一番低い柱がボトルネック。そこに次の一手を集中する。
- 03.経営数値と接続する指名検索数・成約率・解約率・紹介率など、エクイティの変化が現れる数値を定点観測する。
— 03 —他社事例
信頼という資産を体験の設計で積み上げた例。
▸ Highlite Works
KURUBI(久留米総合美容外科)
医療という知覚品質とロイヤルティが生命線の業種で、理念から接点までの一貫性によりエクイティの土台を構築。
実績の詳細を見る(Highlite公式)→
一般には、Interbrand等が毎年公表するブランド価値ランキングが、エクイティを金額換算する試みとして広く参照されている。
— 04 —Highliteの観点
エクイティという概念の価値は、ブランドの議論を「好み」から「投資判断」に引き上げたことだと私たちは考えている。感覚で語られがちなブランドを、5本の柱で測り、弱い柱から立て直す。Brandriが診断を入口に置いているのは、この測定から始める思想の実装である。
エクイティ概念は、ブランドを「好み」から「投資判断」へ引き上げた。— Brandri / Highlite editorial